＜エンディングノート・遺言書の更新のお勧め＞

高齢化社会が進む中、多くのシニアの方々にとって終活する事は、ある種の常識になって来ています。もしもの時に備えて、残されたご家族に迷惑を掛けないようにとエンディングノートを記したり、＜相続が争族＞にならないように遺言書を記す方々も少なからず居られます。しかし、世の中を取り巻く環境やご家族との関係は、年々と変化してゆきます。

そのため、定期的にエンディングノートや遺言書を見直して更新する事をお勧めいたします。エンディングノートや遺言書にご自身の考えを書いてあるから安心と思われる事は、場合によってはリスクになりかねません。ご自身の考えや気持ちが、エンディングノートや遺言書を書いた時から変化しているかも知れません。

また、ご家族との関係性が変わる場合もございます。ご自身のご意向を間違いなくご家族に託すためには、それらを定期的に更新する必要があるのではないでしょうか。もしも、何度も何度もエンディングノートや遺言書を書き直す事があれば、それはあなたが元気で長生きしているという、良い意味での誤算です。